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中小企業の商品ブランディング、デザイン、販売促進を進める時の10のポイント

2021/06/01

中小企業の商品ブランディング、デザイン、販売促進を進める時の10のポイント

 

1.商品の開発ストーリー、ポジショニングを明確にする

 

自社で開発した商品を世の中に送り出す時に、

まず初めに重要なポイントは商品開発のストーリーです。

 

発売後にその商品を顧客や市場に対して、何度も伝える場面が出てきます。

その時に開発秘話やどの様な動機でその商品を開発したのかを、

ストーリー(物語のお話として)第三者に語れる様に、

ワード等でテキストにまとめておくと後々有効に使えます。

 

また競合他社の商品がひしめく中で、どの様なポジションを取るのか?

プロモーションやPRをする前にあらためて明確にしておきましょう。

 

縦軸に高級商品か低価格商品か、横軸に機能性かデザイン性か等の切り口で、

競合他社商品と比べてどのポジションにあるのかあらためて確認しましょう。

この切り口は2種類以上ある方が、ブランド化する際により分かりやすくなります。

 

2.ターゲットを明確にする

 

その商品を一番よく買ってくれる顧客は誰でしょうか?

ドラッカーが言う5つの質問では1つ目が「われわれの使命は何か?」

であり2つ目が「われわれの顧客は誰か?」という問いです。

 

1つ目がWhy?の部分、つまりなぜやるのか?で、

その次に何をやるのか?どうやるのか?ではなく、

顧客は誰か?が重要だとドラッカーは言っています。

 

今後拡がっていく市場(顧客)である事が望ましいでしょうし、

完全な新商品でない場合は、既存商品を既に買ってくれている顧客をよく調べて分析する事でヒントが見つかる場合もあると思います。

 

 

3.商品コンセプトを明確にする

 

商品のコンセプト設計が最も重要となります。

ストーリーが弱く、売ろうとする気持ちが前面に出過ぎたコンセプトはいずれユーザーに見透かされる事になるでしょうし、

ユーザー情報を基にユーザーに迎合する様な商品もまた競争の中で淘汰される事が多いと思います。

 

作り手の経営者、開発担当者、経営コンサルタント、

デザイナーやプランナーも同席して意見を出し合い、

一旦拡散型のブレーンストーミングをして、

その次に徐々にコンセプトを集約していく作業をします。

 

商品コンセプトを言葉やデザインにするのは実は簡単ではなく、

外部のクリエイティブメンバーに入ってもらうのもいいと思います。

 

 

 

 

4.商品ネーミング、商品ロゴを開発する

 

➂で開発したコンセプトや①②で明確にしたストーリーやターゲットを意識しながら、

ネーミングとロゴを開発しましょう。

できればキャッチコピーもあるといいです。

 

ネーミングやロゴ、キャッチコピーどれも、ある日突然閃いてパッと出来上がるものではなく、

何案も何十案も、時には何百案も候補を考えて、その中から選んでいく作業になります。

 

商品のストーリー、コンセプト、受け手であるユーザーの事を考えながら制作していきます。

中小企業の場合、経営者が独断でこの部分を決められる場合もありますが、

出来れば外部の専門家に依頼される方がいいと思います。

 

特にロゴやコピー開発は、抽象的な概念や、ストーリーといった意味あるものを、受け手が受け取りやすい形にデザインしていく作業ですので、外部パートナーに依頼しましょう。

 

5.企画書の作成

 

新商品を展開するにあたり、企画書は重要です。

なぜなら、商品を今後顧客やバイヤーに売り込む際にメッセージが伝わりやすくなるからです。

アウトプットだけを見ても、その開発ストーリーやコンセプトは伝わらない事が多いです。

 

最終の消費者はそれを意識せずに購入する場合も多いですが、

流通にのせたり、プレゼンしたりする過程では企画書が重要です。

 

企画書といっても難しく考える必要はなく、

商品自体の特徴やスペック、ここまでの過程で分析したポジショニングマップ、

ターゲット定義、ターゲット情報、商品コンセプト、ネーミングとロゴの説明等をまとめれば伝わるツールとなります。

 

 

6.パッケージ・ショッパー(手提げ袋)の作成

 

商品を包装するパッケージを作成します。

紙、フィルム素材、貼箱、OPP袋などいろんなパッケージがあります。

デザインも含めて制作会社や印刷会社に依頼しましょう。

 

作ったロゴや、これまでの企画書を制作会社に渡すと意図や目的、

イメージを伝えやすく、制作過程でのフラストレーションや無駄がなくなります。

 

ロゴの入ったショッパーは商品のブランド化に貢献します。

紙の材質や紙色の選定、デザインと印刷、金や銀等の箔押し加工、

PPやエンボス等の表面加工、内刷り、紐の色、貼り加工等、

工夫次第で他と差別化されたブランドショッパーとなっていきます。

 

 

7.ストーリーツールの作成

 

商品をユーザーに届ける際に、ちょっとしたツールを同梱しましょう。

開発したロゴ、開発のストーリー、企業としてのメッセージ等が書かれていて、

しっかりとデザインされているものがいいでしょう。

 

購入した商品パッケージを空ける時間は、ユーザーの楽しみの一つです。

そのパッケージの中にセンスのよいブランド説明ツールが入っているとユーザーのファン化につながります。

 

8.商品WEBサイト、ランディングページの制作

 

ユーザーが商品のファンになる過程、またリピート購入する過程において、

ホームページを確認する事が多いと思います。

ユーザーがWEBサイトを訪れた時に、ギャップを感じさせない様に準備しておきましょう。

 

 

 

 

9.動画コンテンツでのブランディング促進

 

動画を作っておく事で様々なメリットがあります。

制作した動画をユーチューブにアップしておく事でそこからの集客やファン化が見込めます。

また商品を展示会に出す場合やホームページに埋め込んだり、

その他のSNSで拡散したりする場合に友好的に使えます。

 

10.プレスリリースの活用

 

プレスリリースをしましょう。

各新聞社やメディア等に新商品を開発した事をリリースしてメディアに取り上げてもらいます。

戦略PRというやり方です。

プレスリリースのフォーマットがありますので、添付しておきます。ご活用ください。

 

 

最後に

中小企業の商品ブランディング、デザイン、

販売促進を進める時の10のポイントをまとめました。

上記10のポイントもあくまで一部分で、展示会でのプロモーションや、

SNS発信などやるべき事は多数他にもあると思います。

 

これらをまとめて相談できるパートナーをお探しでしたら、

私たちがお手伝いいたします。

お気軽に下記のお問合せフォームボタンよりご相談ください。

 

筆者紹介

吉岡寛人

古民家クリエイティブオフィスZen代表。 プロデューサーとして動く事が多く、中小企業の経営課題を理解しながら、経営的視点でのコンセプト立案や各種クリエイティブ提案を得意としています。中小企業や公共団体、大手鉄道会社等の販促企画・広報・集客実績多数あり。 趣味は山登り。 休日は3人の子どもたちと遊んでいます。 日本経営士会認定経営士