2021.05.30
コンサル力向上のお手伝い 中小企業のビジョン達成に向けた広報、デザイン戦略
2021/05/29
人材がいない!採用で苦労している!
人が辞めたのですぐ採用しないといけない!
今は日本全国の中小企業で人材の課題はあります。
今後さらにこの傾向は続いていくと思います。
特に地方の中小企業は人材や採用の事は、最も重要度が高い経営課題ではないでしょうか?
ここでは、私たちが関わった成功事例から、
多くの求職者を集めいい人材を採用する方法をお伝えします。
人材採用活動の基本は、自社のブランディングになります。
ブランディングとは、具体的にいうと差別化されたウェブサイト制作やリニューアルです。
今、求職者の大半はインターネットで求人情報を検索します。
通勤電車の中でスマホ検索したり、自宅に帰ってからパソコンで調べたり。
もちろん人材紹介会社に登録している人もいますが、やはり一番多いのはスマホ検索です。
求職者と中小企業の初対面の場が自社ウェブサイトや採用サイトなのです。
そのウェブサイトがイマイチだと、第一印象から損をします。
また他社と比べてマイナスの印象を与えかねません。
第一印象は写真で決まる事も多く、会社のイメージ、社屋や工場、店舗、
サービスや商品が伝わる写真、経営者、社員さんの様子を魅力的に撮影しましょう。
企業として大切にしたいコンセプト、経営者の熱い思いや志、
事業の歴史やストーリーを伝えていくことが、中小企業のブランド化、差別化に繋がります。
皆さんもご存じだと思いますがインディードは世界最大規模の求人検索エンジンです。
ハローワークの掲載している情報なども、無料でここに勝手に掲載されていることがあります。
ここで私たちがお勧めしているのは採用専用サイトです。
採用専用サイトでのある事例をお伝えします。
奈良県中南部、地方の中小企業の中途採用求人ですが、
2021年2月15日から2021年6月14日までの4か月で2職種で約50名もの応募がありました。
やり方をご説明します。
まず求人専用サイト用の取材を私たちがします。
経営者、募集職種の部門の社員さん等数名に2~3時間のヒアリングをします。
同時に社内の写真撮影もします。
そしてこの取材・ヒアリングと撮影したデータで採用専用サイトを作ります。
この採用専用サイトの作りに企業秘密がありまして、
ここで掲載する文字原稿がインディードに吸い上げられ、求職者の目に留まります。
例えば「和歌山 求人 ドライバー」等のスマホ検索で上位に来る確率が高くなります。
こういった仕組みにより、地方でも約3か月で中途採用応募者が多数集まる結果が出ています。
特に地方の中小企業の場合、応募者が少ないため選択の余地がない事もあるかと思います。
まずは応募者数を増やして母数を増やしていきましょう。
採用の場面でも動画が効果を発揮します。
ビジネスで新規取引先に訪問する際に、WEBサイトを検索されると思いますが、
企業内の動画があるとその会社の雰囲気がよく分かりますよね。
求職者向けにも同じ事が言えます。
特に経営者のメッセージを伝えるのには動画が一番適しています。
もう既にYOUTUBE等を自社で発信されている企業も多いと思います。
未来のわが社を支えてくれる人材に対するメッセージを経営者はどんどん発信してください。
求職者だけでなく、その方のご家族も見られる事が多いと思います。
次に勤めようとしている会社の社長さんはどんな人なんだろうか?
おそらくご自宅で家族会議もある事でしょう。
そんな時に、経営者として大切なメッセージを、
より印象良く伝える事は必須です。
私たちがお手伝いする場合は、会社に訪問し経営者や社員さんのメッセージを撮影し編集します。
自社の未来人材との、最初のご縁は動画から始まった。
そんな良いご縁を作れる仕事に携われる事は、私たちにとっても幸せなことです。
吉岡寛人
古民家クリエイティブオフィスZen代表。 プロデューサーとして動く事が多く、中小企業の経営課題を理解しながら、経営的視点でのコンセプト立案や各種クリエイティブ提案を得意としています。中小企業や公共団体、大手鉄道会社等の販促企画・広報・集客実績多数あり。 日本経営士会認定経営士